解剖学は、体への敬意を育てる学び
身体のことを知れば知るほど感じることがあります。
それは、
人の体には何一つ無駄なものがない
ということです。
筋肉も、骨も、筋膜も、血管も、神経も。
一見すると不要に思えるものにも、必ず意味があり、役割があります。
そして、それぞれが単独で存在しているのではなく、互いに支え合いながら、一つの生命として働いています。
私は30年前、解剖学を学び始めた頃、紙の上の図と、目の前にいる人の体がなかなか結びつかず、いくら勉強しても頭に入らない。
そんな経験をしてきました。
もちろん、体の仕組みを知ることは大切です。
どこに何があり、どのようにつながり、どのように働いているのか。
それを知っているのと知らないのとでは、体を見る目も、触れる手も変わります。
けれど私は、解剖学は単に覚えるためのものではないと思っています。
本当に大切なのは、
体の中をイメージできること。
皮膚の下で何が起きているのか。
筋肉や骨、血管や神経がどのようにつながり、どのように働いているのか。
その壮大な世界を感じながら体に触れること。
だから私は、解剖学は単なる知識ではなく、
体への敬意を育てる学び
だと思っています。
学べば学ぶほど、
「人の体って本当にすごいな」
という感動が大きくなります。
まるで一つの宇宙を探求するように。
そして、その宇宙には何一つ無駄なものがなく、すべてに意味がある。
そのことを知れば知るほど、体への敬意は深まっていきます。
そして、その敬意は施術にも表れます。
体を自分の考え通りに変えようとするのではなく、体が持つ本来の働きを信頼できるようになる。
体への敬意が深まるほど、
施術はよりシンプルに、
より純度の高いものになっていく。
私はそんなふうに感じています。
KAORI
エグゼティシャンアカデミーOsaka
住所:大阪府大阪市西区京町堀1-8-12 エクセル靭601
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