頑張るほど、体が壊れていく。セラピストの体の痛みの本当の原因。

query_builder 2026/04/25
スウェディッシュスウェディッシュ
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手首が痛い。
腰が重い。
肩が上がらない。
施術のあと、どっと疲れが来る。
セラピストを続けたいのに、体がついてこない。


そんな状態になっていませんか?
「好きな仕事なのに、なぜ体が壊れていくんだろう」
その疑問を持ち始めたあなたに、今日は書きたいと思います。


「姿勢が悪いから」「施術数が多いから」それだけじゃない


体を痛める原因として、よく言われることがあります。
施術中の姿勢が悪い。
一日の施術数が多すぎる。
ストレッチや体のケアが足りない。
もちろん、それも関係しています。
でも、私が長年スウェディッシュマッサージを教えてきて気づいたのは、もっと根本的なところに原因があるということです。
それは、「力で押してしまっている」という施術の構造そのものです。


オイルが多いと、力に頼るしかなくなる


一般的なオイルマッサージは、オイルをたっぷり使います。
でも、オイルが多いと体は滑ってしまう。
滑るから、圧が入らない。
圧が入らないから、力で押し込もうとする。
力で押し込もうとするから、手首に、腰に、肩に負担がかかる。
頑張れば頑張るほど、体は消耗していく。
これは、セラピスト個人の問題ではありません。
オイルの量という、技術の構造の問題です。


押せば、押し返される


物理の法則に、こういうものがあります。
作用・反作用の法則。
押せば、同じ力で押し返される。


これは施術でも同じです。
力で組織を押し込もうとすると、体はその力に抵抗します。セラピストは「もっと押さなければ」とさらに力む。体はさらに抵抗する。
この押し合いの中で、消耗しているのはセラピスト自身です。


そして実は、クライアントの体も同じように緊張しています。力んだ手は、緊張をそのまま体に届けてしまうから。
頑張った施術が、必ずしもいい結果を生まない。
それにはちゃんと、法則的な理由があるんです。


体を痛めているのは、あなたのせいではない。


力を使う施術を教わった。
それを一生懸命やってきた。
ただ、それだけのことです。
あなたが悪いわけじゃない。
努力が足りないわけでもない。
ベースとなる考え方が、体を守る方向を向いていなかっただけ。


方向を変えれば、体は守れる


オイルの量を変えると、施術が変わります。
体重を使えるようになる。
力まなくていい施術ができる。
施術後に疲れなくなる。
そして不思議なことに、力まない施術の方が、クライアントの体には深く届きます。
それは抵抗されないからです。


神経系が「安全だ」と感じて、緩むことを許可するから。
頑張らない施術が、体を守り、クライアントにも結果を出す。
そういう施術が、存在します。


あなたの体は、まだ間に合います。
そして、セラピストを続けることは、まだできます。


次回は、「力まない施術」が神経系にどう働くのか、もう少し深く書いていきます。


KAORI

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