技術は変わっていないのに、感動が違った理由

query_builder 2026/02/11
スウェディッシュスウェディッシュ
画像3054
画像3054

今日、生徒さんと話していて、
とても印象に残った話がありました。

以前、感動するほど気持ちよかった技術を受けたセラピストさんがいて、
「これはすごい」と心から思ったそうです。

その後、少し時間が経ってから、
またその人の施術を楽しみに受けに行ったそう。

その人は相変わらず研究熱心で、
日々技術の向上にも努めている。

それなのに——
「あの時ほどの感動はなかったんです」

そんな言葉が、ぽろっと出てきました。


この話を聞いて、
私は「技術が落ちたのかな」とは思いませんでした。

むしろ、
その人がちゃんと積み重ねてきたからこそ、
技術以外の部分が、少しだけ表に出てきたんだろうな、と感じました。


気持ちよさや感動は、
圧の強さや手順の正確さ、
テクニックの数だけで決まるものではありません。

それよりも大きく影響するのが、
その人が、どんな状態で施術しているか。
疲れているとき、
余裕がなくなっているとき、
「ちゃんとやらなきゃ」と無意識に力が入っているとき。

技術は正しくても、
触れ方はどこか閉じてしまいます。

体重が預けきれず、
呼吸が浅くなり、
手の中に余白がなくなる。

受け手はそれを
「悪い」とは感じません。

ただ、
「あれ?前と少し違うな」
という、言葉にならない違和感として受け取ります。


ここで、
生徒さんにひとつ問いを投げたいなと思います。

もし最近、
「ちゃんとやっているはずなのに、手応えを感じにくい」
「以前みたいな反応が返ってこない」
そんな感覚があったとしたら。


それは、
技術が足りないサインではないかもしれません。

もしかしたら、
あなたの触れ方が悪いわけでも、
才能が足りないわけでもない。

ただ少し、
余白がなくなっているだけなのかもしれません。


「前ほど感動しなかった」という言葉の正体は、
感動がなくなったのではなく、

触れ方が、
ほんの少しだけ
開いていなかった
それだけだったのだと思います。


技術を足さなくてもいい。
新しい手技を覚えなくてもいい。

一度、呼吸を思い出して、
体重を預け直して、
「今ここ」に戻ってみる。

それだけで、
手の感触も、
相手の反応も、
静かに変わり始めることがあります。


技術を磨くことと同じくらい、
自分の状態に気づくことも大切にしたい。

そんなことを、
今日の会話から改めて感じました。


KAORI


----------------------------------------------------------------------

エグゼティシャンアカデミーOsaka

住所:大阪府大阪市西区京町堀1-8-12 エクセル靭601

----------------------------------------------------------------------
セラピスト
セラピスト
ボディ
ボディ

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG