「オイルマッサージって、なんだか手応えがない」そう感じるセラピストへ。

query_builder 2026/09/27
スウェディッシュスウェディッシュ
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「オイルマッサージって、なんだか手応えがないんです」

最近、そんな言葉を続けて聞きました。

昨日、東京でお会いしたセラピスト歴10年の方。

そして今日、Zoomでお話ししたセラピスト歴4年の方。

お二人とも、揉みほぐしなどの経験はしっかりある。

身体のことも学んでいる。

でも、オイルマッサージになると、どうしても自信が持てない。

この話を聞いていて、改めて思ったことがあります。

オイルマッサージは、手が滑ります。

揉みほぐしなら、硬くなっているところに指を入れる。

場合によっては肘を使う。

すると、「ここに届いている」という手応えを感じやすい。

だから、施術をしている側も安心できます。

でも、オイルを使うと、その「手応え」が分かりにくくなる。

すると、

「もっと効かせたい」
「もっと深く入れたい」

と思ったときに、指先や肘など、より鋭い部分を使いたくなる。

けれど、強く、鋭く触れれば触れるほど、身体は無意識に身を守ろうとします。

おそらく、経験を積んだセラピストさんほど、その違いを身体感覚として感じているのだと思います。

「もっとやらなきゃ」と思っているのに、何か違う。

しっかり施術しているはずなのに、満足感につながらない。

そんな感覚が、「オイルに自信がない」という言葉になっているのかもしれません。

では、深く触れるためには、強くするしかないのでしょうか。

私は、そうではないと思っています。

スウェディッシュマッサージ(クラシック)には、指や肘で強く押し込むのとは違う「深さ」があります。

手の平の面で触れる。

自分の身体の重さを使う。

相手の身体に委ねる。

必要以上に力を使わない。

それでも、触れられた側には「ちゃんと届いている」という感覚がある。

深いのに痛くない。

しっかり触れているのに、身体が守りに入らない。

そして、施術後に残る満足感がある。

ここが、私がスウェディッシュマッサージに惹かれ続けている理由のひとつです。

「深さ」と「強さ」は、同じではない。

そして、

「手応え」とは、施術者が感じるものだけではない。

相手の身体が安心して受け取れていること。

それもまた、ひとつの「手応え」なのだと思います。

技術を学んで経験を積んできたからこそ、

「もっと強く」ではなく、

「どうしたら、もっと深く届くのだろう」

というところに辿り着く人がいる。

最近、そんなセラピストさんとの出会いが続いています。

もしかすると、スウェディッシュマッサージは、

「オイルマッサージを習う」

ということだけではなく、

「深く触れる」ということそのものを、もう一度考え直すための技術なのかもしれません。


KAORI

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